2007年11月03日

殯(もがり)の森(11/4)

ワーナー・マイカル・シネマズ西大和プレゼンツ・シネマ・フラッシュのコーナー

このコーナーは、河合町は西大和サティ前に在る、FM81.4(ハイホー)ポータブルラジオ可聴地域圏内において、最大のエンターテイメント施設といえる映画館「ワーナー・マイカル・シネマズ西大和」さんからダイレクトに頂戴した新作映画情報や、ワーナーさん独自で展開されるお得で楽しいイベントや特典などを、ラジオの前のあなたに向けて発信する素敵なコーナーであります。さて、今週は銀幕の向こうからどんなファンタスティックなストーリーが届けられることやら…。乞うご期待!

今週、お薦めの映画





ワーナーさんにて、2007 11/10(土)から11/16(金)まで、1週間限定上映になる作品。
そう、お待たせしました。今宵は、日本人監督としては17年ぶりに、そして女性監督としてはカンヌ国際映画祭史上初のグランプリを受賞した河瀬直美監督渾身の一作!

「殯(もがり)の森」

をご紹介致します。
2007年・第60回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で、見事、グランプリの栄誉に輝いた「殯(もがり)の森」。
90年代前半、その瑞々しい感性に誰もが鮮烈な印象を覚えたドキュメンタリー作品「につつまれて」や「かたつもり」でデビュー。更には「萌の朱雀」でカンヌ映画祭・カメラドール(新人賞)賞を獲得し、日本映画界・期待のホープとして注目される存在となった河瀬監督。
その河瀬監督が、結婚、離婚、2004年の長男出産、そして今年92歳になる祖母に現れつつある認知症の症状などの体験を経て、常に真摯な姿勢をもって人生と対峙してきた者しか得られない個を超えた慈愛と深い洞察に満ちた視点で撮りあげたのが、この映画「殯(もがり)の森」であります。
カンヌでの公式上映後、鳴り止まぬスタンディング・オベーションの中、生と死を等しく見つめ、その儚くも美しい結び目を静謐に描いた河瀬直美監督の映像世界は、国境や言葉を遥かに超えて、観るもの総ての心に確かに届いたようで、その日、世界各国のマスコミは挙って賛辞の言葉を、「殯(もがり)の森」その作品に向けて贈った。
(内容)
奈良県東部の山間地。(今回の作品は田原地区にて撮影された。)
旧家をリフォームしたグループホームで暮すしげき(古書喫茶オーナー「ちちろ」のうだしげき氏)は、亡くなった妻への思いを胸に秘めながら静かな日々を送っていた。
そして、ここに新任の介護福祉士としてやってきた真千子(尾野真千子)もまた、不慮の事故で亡くした子供の面影と喪失感を抱きながら生きていた。
失った者への想いと共に生きる者として、介護する側、される側という立場を超えて、少しずつうち解け合っていくしげきと真千子。
ある日二人は、しげきの妻が眠る森に墓参りへと出かける。
原初のエネルギーに満ちた木々生い茂る盛夏の森の中で、彼ら二人を待ち受けていたものは一体…。
(監督・脚本・プロデュース)河瀬直美
(出演)うだしげき、尾野真千子、渡辺真起子、斉藤陽一郎、ますだかなこ 他…。
2007年 カラー 97分 日仏合作

「ワーナー・マイカル・シネマズ西大和」さんからの、今週の得だね情報!!」



お客さまからの多くの要望にお応えして…
★「殯(もがり)の森」11月10日(土)~16日(金)1週間限定上映!★
11月10日(土)河瀬直美監督の舞台挨拶も決定!!
第60回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞
「殯(もがり)の森」
当館では11月10日(土)より1週間のみの限定上映です。
また、西大和での上映を記念して、11月10日(土) 河瀬直美監督による舞台挨拶が決定!
開催時間
11/10(土) 1回目 13:00~の回上映終了後、2回目 15:40~の回上映開始前(トークショーが15:40~) 各回30分程度
(チケット販売方法)
10月31日(水)21:00よりインターネット、劇場窓口にて販売開始。
※各回満席になり次第、販売終了とさせて頂きます。
※インターネットでのご予約は西大和のページにて11月10日(土) 13:00の回又は15:40の回をお選び下さい。
※料金は通常料金となります。

★おかげさまで7周年!感謝の気持ちをこめて11月24日(土)は1,000円ディ!★

皆様のあたたかいご愛顧に支えられ、ワーナー・マイカル・シネマズ西大和は今年12月をもちまして7周年を迎えます。
そこでみなさまへの日頃の感謝の意を込めまして、11月24日(土)を全作品1,000円均一のサービスディといたします。
11月は「ALWAYS 続・三丁目の夕日」「yes!プリキュア5」「ミッドナイトイーグル」など話題作も盛りだくさん!
是非この機会に皆様お誘い合わせの上、お越し下さいませ。
スタッフ一同心よりお待ち致しております。

★プレミアムキャラメルポップコーン10月27日(土)より期間限定発売★

ついに!!キャラメルポップコーン登場!ワーナー・マイカルのポップコーンと同じ豆を使って作り上げた特製オリジナル商品です。また、カリウム・マグネシウムなど豊富なミネラル分を含むブラウンシュガーを使用、鍋でジックリと時間をかけて煮込む昔ながらの製法で、キャラメル本来の深みのある味に仕上げています。このプレミアムなワーナー・マイカルオリジナルキャラメルポップコーンをぜひお試しください!

「プレミアム キャラメルポップコーン」¥400(税込)

●ワーナーマイカルシネマズ西大和

 TEL0745-31-7171

(上映案内)0745-31-7172

(PC) http://www.warnermycal.com
(携帯) www.warnermycal.com/i

●恒例のワーナー・マイカル・シネマズ西大和」さんからプレゼント頂いた無料鑑賞券を、抽選で3名様にプレゼント!
是非とも、皆さん挙ってご応募くださいね!
(応募先)
FM81.4 NISHIYAMATO
(SUN)21:00~22:00 ON AIR!! 
DJ
 PONCHAN!
(REQUEST-MESSAGE) 
E-MAIL post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601 
MAIL 〒636-8555 FM 81.4(ハイホー)
FM81.4HP
http://www.fm814.co.jp/

FM81.4プレゼント情報欄(早くて簡単!是非、ご利用を!)
http://www.fm814.co.jp/present/present_info.html
(締め切り)11/15

番組各コーナー総てのBLOGは此方で御覧いただけます!
http://swingingsecond.ko-co.jp/  


Posted by PON-CHANG!(ぽんちゃん) at 11:19Comments(0)映画/シネマ/ムービー

2007年11月03日

さぬき映画祭

先日、仕事の関係で四国・香川は高松へ。

新幹線(レールスター)で一路岡山へ向かい、そこで何と早くも創業20周年を迎えるJR「瀬戸大橋線」の快速マリンライナーに揺られて高松へ。
で、今回生まれて初めて瀬戸大橋を渡ったんだけど、車窓から見える瀬戸内海の絶景に感嘆すると同時に、生来の高所恐怖症である私としては何とも落ち着きが得られず、ちょっと恐怖~。メッチャ高くて、脱線転覆したらこりゃ間違いなく命無いで!どんだけ~!と心の中で思わずシャウトしてまいました。じゃんじゃん!



で、高松。
駅に到着して、すぐ用足しということで、高橋尚子よろしくバァバァンバァバァンバァン、バァームと「厠」へ駆け込むも、改札内のそれは満員御礼、札止め。鶴田ピィ~ンチ!馬場が出る!(失礼!因みにこの時は大ではなく小の方でしたので、女性よりも尿管が長いという機能的特性もあり膀胱炎の恐れも無く我慢も十二分にOKと。ご安心召されい!心配もしてへんか!)
仕方ないので、自動の改札が全く見当たらない、今時珍しい有人改札を通り抜け、外の便所にて放水開始!じょんじょろりん~。

『ふぁあああああああああああああああああああああああああ~!おりゃあ~』

開放感一杯の大らかな溜息を衝いて、表に出てきたところ“何でこんな臭い所に貼ってるのか?”と思わず訝しがってしまうように「さぬき映画祭」のポスターがトイレ前の壁に堂々貼られていたのである。



「さぬき映画祭」とは…

~「機関車先生」「世界の中心で、愛をさけぶ」「春の雪」「県庁の星」「UDON」…平成13年4月の「香川フィルムコミッション事業」開始以来、約110件のロケ撮影を誘致、支援し、映画では多数の作品が全国公開され、県の知名度アップや県民の皆さんのふるさとを誇りの醸成、地域の活性化につながっています。
 こうした映画に対する関心の高まりを通じ、映画・映像文化による地域文化の振興と香川の活性化につなげていくため、今年も、全国でも例を見ない「さぬき映画祭2007」を開催します。
 今回で第2回目となる「さぬき映画祭2007」は、香川をイメージできる景観、風土、歴史などを用いた映像作品の企画募集 。映画・映像に関する映像塾(ワークショップ)の開講 。出前上映会(シネマキャラバン)の実施 。映画の上映やシネマフォーラム、トークショーなどの開催
 など、映画・映像に関する総合的な映画祭です。~

…ってな内容の地方都市ながらも非常に充実のイベントであります。
なかなか凄いよね。
興味ある人は又以下アドレスからHP覘いてみてください。

http://www.pref.kagawa.jp/sanukieigasai/

で、この後も、とっぷりと太陽がその姿を闇の向こう側に晦ますまで、仕事から離れることは出来ず、忙しなく一日中動き回っていた。
途中、仕事の現場に当たるホテルの、港や海が一望できるガラス張りの展望台みたいなロビーというかサロンのようなところで休憩。
映画・「世界の中心で愛を叫ぶ」の舞台となった高松市・庵治町の方向を眺め、「亜紀~」とばかりに、その景色を携帯でパチリ。記念に収めてきた次第。



奈良でも、河瀬監督が2010年にはカンヌ、ヴェネチア、ベルリンに負けない「奈良国際映画祭」を開催したいということで、今、真剣に準備に励んでおられるとのこと。また、合わせてその協力者も大々的に募集しているそうだから、ここはひとつ皆で力を合わせて「さぬき」さんに負けぬように頑張ろうではないか!

特に若人諸君。ね!  


Posted by PON-CHANG!(ぽんちゃん) at 08:42Comments(0)映画/シネマ/ムービー